ソフトバンク和田毅投手(35)が6日、福岡・筑後市のファーム施設で本格始動した。弟子入りを志願してきた笠谷と午前中から、約5時間みっちりトレーニング。「朝から吐きそうでした」と、笠谷が驚くハードな練習だった。

 和田はランニング、キャッチボールなど軽快に動いた。福岡市内の自宅から車で片道約1時間。この自主トレ期間はハイヤー通勤を行う。「練習でボロボロになっても寝て帰ることができる。行きも寝ていられるし」。後部座席でもしっかりシートベルトを装着し、通勤時間を休養に充てていた。これからは、通勤中に動画などで相手を研究する勉強の時間にも使う考えだ。