昨季パ・リーグ新人王に選出された日本ハムの高梨裕稔投手(25)が6日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設で取材に応じ「1年しかやれていない。チーム内の競争に勝つこと。開幕ローテーションを目指す」と謙虚に今季の目標を語った。

 山梨学院大時代の監督で一昨年に死去した高橋一三さんの墓前を1月中に訪れ、プロ初勝利を含む10勝を挙げた昨季の活躍を報告するという。現在は肩甲骨回りの柔軟性を高めるトレーニングを行っており「シーズン中に長いイニングを投げられる体にしたい」とさらなる活躍を期した。