中日ドラフト4位の笠原祥太郎投手(21=新潟医療福祉大)が7日、名古屋市の昇竜館に入寮した。初めて実家を離れるとあって、持ち運んだ荷物は簡素そのもの。

 娯楽品はほとんどなく、大学4年間使い続け、使い古されたグラブを部屋に飾った。高校時代に好きだったNMB48の曲「てっぺんとったんで」の文字を刺しゅうしたもの。プロ仕様が届くまでは、8日から始まる合同自主トレでも使っていく。「僕は人見知り。まずは集団生活に慣れないと」と少し緊張の面持ちだった。