中日大島洋平外野手(31)、松井佑介外野手(29)、高橋周平内野手(22)が13日、大阪府内で自主トレを公開した。午前9時から約8時間、関節の可動域を広げ野球の動きにつなげるトレーニングを中心にみっちり汗を流した。

 昨季全143試合に出場し、国内FA権を行使せずに残留した大島は「(松井)佑介はライト(のレギュラー)を取ってもいいぐらいだと思っている。本人もそういう気持ちを持っていると思う。結果が出なかったら外される世界。でも、センターは譲る気はないですけどね」と後輩にハッパを掛けた。松井佑は「プロでやる以上、レギュラーを取らないと意味がない。そこを目指しながら、どんなかたちでも試合に出られるように。監督が使いやすいようにしていきたい」と表情を引き締めた。

 6年目を迎えた高橋は大島から声をかけられ初参加。「全部がきついです。大島さんはすごいと思う。これだけやっているんですから」と先輩の偉大さを感じていた。