中日杉山翔大捕手(25)が「顔」になる。ザナックス社と今季からアドバイザリー契約を結ぶことが17日、分かった。プロ捕手の同契約は現在、杉山だけ。同社担当者は「打撃も秀でた選手ということがポイントでした」と説明。さらには「東京五輪に出られるような選手に」と伝えてオファーしたという。阪神藤川や巨人山口俊と並び、カタログトップにも登場する。

 昨年は104試合に出場し、2年連続で捕手最多出場とポスト谷繁の座に最も近い。打率2割6分、得点圏打率3割3分3厘と勝負強い打撃を誇り、盗塁阻止率はリーグ3位の3割2分7厘。現時点でも、日本代表に選ばれてもおかしくない力を備える。ミットは従来と同型。質や使い心地に問題ない。「正直、自分ではまだまだという気はあるけど、顔になれるように頑張りたい」と引き締めた。