ソフトバンクのドラフト1位田中正義投手(22=創価大)が、大学時代の担当医から右肩の状態にお墨付きをもらった。前日18日、千葉県内の病院で定期健診を受けた。「状態は悪くないです。病院からはしっかりとコンディショニングを整えることをやめないようにと言われました」。昨年4月に痛めた右肩は不安材料だったが、これで安心してキャンプへ突入できる。

 19日もキャッチボールでフォークボールを試すなど状態も上がっている。早ければ休日明けの明日21日にもブルペン入り。「次のクールは気温が低く、その次は暖かくなるみたいなので気温を見ながら。虚弱体質みたいですけど…」と冗談めかしたが、ブルペンでは投げることだけに集中したい気持ちの表れだった。

 この日は達川ヘッドコーチが福岡・筑後市のファーム施設を初視察。田中は「肩は大丈夫です」と力強くあいさつし、安心させた。