日本ハム栗山英樹監督(55)が24日、2軍キャンプ地の沖縄・国頭で行われる2月18日の紅白戦にチームの侍ジャパンメンバーを全員出場させたい意向を明かした。1、2軍が一堂に会する毎年恒例の実戦で、WBCに出場する大谷、中田らがそろい踏みする可能性を示唆。実現すれば、WBC壮行試合とも言える豪華な一戦となりそうだ。
年に1度の恒例試合は、世界一奪回への壮行試合となるかもしれない。栗山監督は、2月18日に予定されている国頭での紅白戦についての青写真を明かした。「あの辺で全員、行きたいよね」。全員とは、現時点で3月に開催される第4回WBCに出場が決まっているメンバー5選手。米アリゾナキャンプでスタートを切る大野、大谷と国内で調整を進める増井、宮西、中田。「こっち(国内)に残るピッチャーもな、行けたらいいよなぁ」と、思考を巡らせた。
万全の状態で侍ジャパンに送り出すためのプランニングを練り続けている。今オフはWBC組の調整について「合流までに、調整をしっかりさせてあげればいい」と、繰り返し唱えてきた。3月7日の開幕戦キューバ戦の先発が見込まれる大谷にも「急ぐ必要はない」と、早期仕上げに待ったをかけている。全ては日本が世界一に再び輝くため、不安なく戦力を供給するための策。侍ジャパン集合4日前の紅白戦までに、5選手にはスケジュールを逆算しながらコンディションを整えてもらう。
この日は、生活拠点を置く栗山町にある栗山小学校で、面識のあるリオデジャネイロ・パラリンピック車いすテニス日本代表の二條実穂(36=シグマクシス)と再会。異競技にも初挑戦して、英気を養った。「どうしたら、いい状態で送り出せるか。それだけ」。失った世界一を奪還してもらうため、責任を持って自慢の選手たちを仕上げさせる。【木下大輔】



