ロッテの新外国人、マット・ダフィー内野手(27=レンジャーズ3A)が28日、米ボストン発の航空機で成田空港に来日した。

 生まれて初めて降り立った日本の寒さにも「(寒冷地の)ボストンに5~6年住んでいた。室内でトレーニングをしてきた」と元気いっぱい。自らのプレースタイルには「長所はコンスタントに三塁と一塁をこなせること。打撃はいろいろなレベルで中軸を打った。本塁打は1つの特長だが、チームの方針に合わせて本塁打、安打、打点を稼ぎたい」と説明した。

 囲み取材が終わった後、ファンにサインを求められた。しかし、同姓同名でレイズに所属する選手を掲載した雑誌のページにサインを要求され「NO。これは自分ではない」と拒否。別のファンが正しいページを開いた雑誌には、快くサインを書いた。レイズのダフィーは、ジャイアンツ時代の15年に新人王投票の2位に入っており、大リーグ通算274試合に出場。今回来日したダフィーは、大リーグ通算11試合に出場している。