巨人が宮崎で実施する合同自主トレ2日目の29日、トレードで日本ハムから加入した吉川光夫投手(28)がブルペン投球を行った。広陵高の1学年後輩の小林誠司捕手(27)を相手に、立ち投げで26球を投げ込んだ。

 ブルペンでのバッテリー結成は高校時代以来だった。吉川光は「誠司が受けたいと言っていたので。懐かしさはありました。当時は(小林が)キャッチャーになりたてだったので、今は余裕を持ってやっているなと思った。まさかプロで一緒にやるとは思わなかった。シーズン中にもできるようにしたい」と笑顔。小林も「やっぱりすごい実績を残されている先輩。若干、高校時代のフォームも残っている感じはありました。角度もキレもすごい良かったです」とほほを緩めた。