広島ドラフト1位の加藤拓也投手(22=慶大)が宮崎・日南キャンプ初日の1日にブルペン入りし、チームNO・1の熱視線を集めた。

 昨年のセ・リーグ優勝チームとあって、キャンプ地には延べ1600人のファンが訪れ、100人以上の報道陣が集結。加藤の投球は2人の投手コーチが後ろで見守り、捕手の後ろには緒方監督をはじめ、球団関係者がずらり。さらにその両サイドを報道陣やファンが囲んだ。

 加藤は「投げづらかったですけど、そこまで力んだりしなかった。監督? いたんですか? 知らなかったです。いてもいなくても、やることは変わらないので、気にしても仕方ないかなと思います」といつものように冷静だった。【広島担当 前原淳】