ソフトバンク松坂大輔投手(36)が3日、打撃投手に志願登板した。チーム内最速の打撃投手。B組の川瀬、茶谷、黒瀬、育成の堀内、樋越、幸山の6人を相手に63球を投げ込んだ。カウント有りの実戦形式で、延べ13人の打者に投げ、安打性の当たりは3本。3つの空振り三振を奪った。

 「(打者に投げることで)今の自分の状態を確認したかった。フォームが変わってきているので、いい状態で早くフォームを固められたらと思う。(打者には)またどこかで投げたいです」

 工藤監督は「腕が振れるようになった。下半身の動きが昨年に比べて全然違う」と評価した。松坂は21日からA組に合流する予定。