DeNAの外国人枠争いが激しくなってきた。沖縄・宜野湾キャンプを行う22日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する韓国代表と対戦。

 先発したフィル・クライン投手(27=フィリーズ)が2回に2点本塁打を浴び3回2失点で終えたが、続くジョー・ウィーランド投手(27=ブレーブス)が3回を完璧。進藤拓也投手(24=JR東日本)、平田真吾投手(27)、スペンサー・パットン投手(28=カブス)が、それぞれ1回ずつをパーフェクトリレーで抑えた。

 打っては、アウディ・シリアコ内野手(29=BCリーグ・石川)が8回に右翼フェンス直撃の二塁打で突破口を開いた。嶺井博希捕手(25)が2点適時打を放ち勝ち越しに成功し、3-2で勝利を収めた。アレックス・ラミレス監督(42)は「出た人全員いい仕事をしてくれた」と納得の表情を見せた。

 外国人の出場枠は4人で、当確のホセ・ロペス内野手(33)を除いて残り3枠。シリアコとの争いとなりそうなウィーランドは猛アピールを見せ「外国人枠については自分ではコントロールができない。(外国人で)お互いに高め合えたら」と前向きに話した。