巨人の新人投手3人が、6回から1イニングずつ救援登板を果たした。

 6回に登板したドラフト3位の谷岡竜平(たっぺい)投手(20=東芝)は、ソフトバンク今宮と柳田から連続三振の好投。今宮にはスライダーで見逃し、柳田には得意のフォークで空振り三振を奪った。「柳田さんが打席で3メートルくらいに見えたので、ストレートはまずいと思い、フォークにしました。思い切って腕を振れました」と無失点の好投を振り返った。

 7回は4位の池田駿投手(24=ヤマハ)が、1軍初登板を果たした。2安打で1点を失ったが、カットボールで明石から空振り三振を奪うなど持ち味を発揮した。「カットボール、スライダーは自信のあるボール。ただ、1軍は甘く入ったら打たれてしまう。次につなげていきたいです」と課題にした。

 8回はドラフト7位で台湾出身の廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(23=開南大)が登板。球場表示で最速152キロを計測したが、3安打1四球で1失点だった。「速いボールを投げても甘く入ったら打たれる。もっと練習したい」と反省していた。