初の開幕1軍を目指すソフトバンク上林誠知外野手(21)が4回に特大の140メートル弾を放った。

 1番・中堅でスタメン出場。4回の第3打席、2ボール1ストライクからの高め142キロ直球を引っ張ると、右翼ポール際の「鳩サブレー」の看板を直撃した。

 上林は「(三嶋は)左打者に外の変化球が多かったですが、内角の直球にうまく反応できました」と喜んだ。前日19日は途中から出場も、右翼守備でライナーの打球に反応ミスし適時失策を犯していた。

 柳田、中村晃に続く3人目の外野争いは激しく、実績十分の長谷川勇も1回に2ランを放つなど存在感をアピールしている。