阪神ランディ・メッセンジャー投手(35)が、31日の開幕広島戦に万全の準備を整えた。オープン戦最後の登板となったオリックス戦に先発。7回を散発2安打無失点、5奪三振、球数は88球でまとめる貫禄のピッチングだった。

 「梅野といいリズムで投げることができたね。全部の球種で投げたい高さやコースに投げ分けられたし、全部の球種で三振を取れたこともよかったよ。フォークが少し浮いていたせいでフライアウトが多くなってしまったんだけれども、全体的にいいピッチングができた」登板後のコメントにも満足感がにじんだ。

 6回3失点だった前回17日中日戦から修正。金本監督も「全盛期というか、一番いい時のメッセの球の出所だったんじゃないか」と評し、開幕投手を明言した。