カブスから自由契約となり、古巣ソフトバンク復帰が決定的な川崎宗則内野手(35)が3月31日、米国から成田経由で帰国した。午後9時前に福岡空港に到着した川崎は報道陣に囲まれると「鹿児島に今から帰るよ。(実家の)電気屋だよ。(どうするか)1回寝て考えるわ」と、ムネリン節全開。「(ホークスファンが古巣復帰を待ちわびているのが)本当かどうか確かめてみるわ。皆に聞いて。しかし、今は時差ぼけマックスでそれはできない。ごめんなさい」などと応じた。

 車に乗り込む際には真剣な表情になり「今回はこういうタイミングで帰ってきて(カブスから)リリースされたんですが、野球を辞めるということはない。明日から就活したい」と話した川崎。「明日楽しみにしていて下さい」と、ホークスとの入団交渉が近いことをにおわせた。