巨人大竹寛投手(33)が、7回途中3失点で今季初先発初勝利を挙げた。

 粘りの投球で味方打線の逆転劇を呼んだ。初回に中日ビシエドの適時二塁打で1失点。4回にはゲレーロに甘く入ったチェンジアップをソロ本塁打されたが、低めを突く丁寧な投球で大量失点を防いだ。

 6回3分の0で2本塁打を含む7安打を許したが、全85球とテンポのよい投球で6回の打線の4得点につなげた。

 「7回は投げ切りたかったので悔しい気持ちがありますが、苦しくても何とか粘れました。チームが勝ったのでよかったです」と、チームの開幕3連勝を喜んだ。