広島のドラフト1位、加藤拓也投手(22=慶大)がプロ初登板初先発で初勝利を挙げた。9回1死でバレンティンに初ヒットを打たれ、惜しくもノーヒットノーランを逃したが、8回3分の1を投げ2安打1失点の快投だった。
-投げ終えて率直に、どんな気持ちか
加藤 すごくホッとしてます。勝てて本当によかったと思います。
-投げ終えたあと、勝利が決まったあと、少し笑顔も見えたが、やはり緊張したマウンドだったか
加藤 そうですね。初めはすごく緊張したので。なんとか勝てるようにとか。本当に延長(戦)が続いていたので、最後まで投げきろうと思っていたんですけど、勝ててよかったと思います。
-9回1死までノーヒットノーランで来て、会場の雰囲気も独特だったと思うが、どんな気持ちで投げていたのか
加藤 すごい会場中の応援がすごく聞こえたので、自分としては心強かったなと思います。
-きょうは自分の投球では、特にどんなところがよかったのか
加藤 そうですね。フォークはストライク、ボールしっかり投げられたので、それが1番よかったと思います。
-試合の中ではまず、立ち上がりに援護点をもらったが
加藤 すごくありがたく、頼もしい先輩たちだなと思いました。
-相手がヒットが出ない中で、バックがかなりもり立てたが
加藤 本当にありがたいプレーが多かったので、自分だけの力でなく、先輩たちの力で0点に抑えてもらったって感じですかね。
-あらためて、初めてのヒーローインタビューで、ここから見る景色はどんな感じか
加藤 ちょっと緊張してます(笑)。すごい応援の数が多くて、あまり慣れてないので。
-巡ってきたチャンスをしっかり生かした
加藤 自分としては本当に自分のピッチングをするだけだったので、それを集中してやりました。
-次はどんなプレーをしたいか、どんなピッチングをしたいか
加藤 そうですね。次はもっとフォアボール減らして、ヒットはもう少し打たれてもいいと思うんですけど、しっかり投げたいと思います。