先発した広島大瀬良大地投手(25)が7回5失点で降板した。

 1回に4点の援護点をもらいながら、1回に3点を失うと、3回には同点に追い付かれ、5回に勝ち越された。失点はいずれも2死から取られたものだった。

 4点先取した直後の1回裏。簡単に2死としながら、坂本に中前打を許すと、阿部には右翼線への適時二塁打を浴びて失点。続くマギーには内角を狙った球が外角に甘く入り、右翼席に運ばれた。

 3回も2死三塁から再びマギーに内角に投げきれずに中堅前にはじき返され、同点。5回2死二塁は、試合前に「阿部さんがポイントで打っているので、しっかり自分の球を投げたい」と警戒していた阿部にこの日2打点目となる適時打を浴びて勝ち越し点を許した。