阪神北條史也内野手(22)が、14日広島戦で今季初めてスタメン落ちした。

 開幕から10試合続けてスタメン出場していたが、打率1割7分1厘に低迷。3打数無安打に終わった前日13日のDeNA戦(横浜)後、金本知憲監督(49)は「北條の状態は厳しいかな」と話していた。

 この日は北條に代わってスタメン遊撃手にドラフト5位ルーキーの糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が起用された。

 北條は1点リードの8回1死一塁、マテオの代打で途中出場。カウント2-2から送りバントを決め、敵失も誘って一、三塁とチャンスを広げた。続く高山が右前に適時打を放ち、貴重な追加点となった。