楽天カルロス・ペゲーロ外野手(30)が、豪快なアーチを描いた。

 1点リードの6回、先頭で打席に入り、有原のカットボールを完璧に捉えた打球は、右翼スタンド中段に突き刺さる5号ソロ。貴重な1発を放ったペゲーロは「いいコンタクトができた。(先発の)美馬が頑張っているから、いい1本が打ててうれしいよ。神様のおかげだね」と笑みを浮かべた。

 ペゲーロの本塁打で勢いに乗った楽天は、3番ウィーラー、4番アマダーが安打で続き、無死一、二塁から銀次内野手(29)の右中間への適時二塁打で3点目を挙げた。「連打で作ってくれたチャンスだったので、自分も初球から積極的に行きました。しっかりバットを振ることができました」と、自身の仕事ぶりに納得した。