ヤクルト小川泰弘投手(26)が8回6安打1失点5奪三振で今季初勝利をつかんだ。

 初回から直球主体で押し込み、カットボールで打者の芯を外した。8回まで球速は衰えず、140キロ台中盤を計測。「ストライクゾーンの中で勝負ができたのが大きい。ゾーンの中で打者が手を出してくれたので球数が少なくいけた」とテンポの良い投球で危なげなかった。

 3戦目での初勝利に「うれしいですね。勝ちがつくかつかないかは先発として違ってくる。率直にうれしいです」と話した。