西武野上亮磨投手(29)が7回3安打無失点の好投で2勝目を挙げた。

 初回に2三振を奪う順調な立ち上がりをみせたが、「(球に)力を入れるタイミングが悪かった」と分析。イニング間のキャッチボールでグラウンドに球をわざとたたきつけ、リリース時の力の入れ方を修正した。

 味方の好守と打線の大量援護にも守られ「本当に有り難かったです」と感謝。お立ち台では「来週もここに立てるように頑張ります」と誓い、ファンの大歓声を浴びた。

 投打がかみ合っての快勝でチームは3連勝。辻監督は「野上は気合が入っていた。緩急をつけて、いい投球をしてくれた」と評価。「投手陣が頑張っているので先に点をとれば、こういう試合ができる典型。これを続けていきたい」と話した。