広島が2試合連続で4番起用の鈴木誠也外野手(22)と5番松山竜平外野手(31)のクリーンアップの連続適時打で同点に追い付いた。

 2点を追う4回。3番丸佳浩外野手(28)が四球を選ぶと、続く鈴木は追い込まれながら厳しい内角球にうまく腕をたたんで三塁線を破った。「インコースのボール気味の球でしたけど、何とか食らいついていきました」と適時二塁打で1点差とした。さらに松山が初球をたたいて一、二塁間を破り、二塁走者鈴木が一気に本塁を陥れた。

 ベテラン新井、エルドレッドが2試合連続で先発を外れた試合で、若い中軸が意地を見せた。