ヤクルトのドラフト1位ルーキー寺島成輝投手(18)が29日、神奈川県平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われたイースタン・リーグのDeNA戦で初登板した。

 先発して1回1安打無失点と上々の内容に「自分の理想である、指に掛かった球が投げられれば(打者を)押し込めるのかなと思った」と手応えを示した。

 大阪・履正社高から入団。エースナンバーの背番号18を与えられた期待のサウスポーはキャンプを1軍でスタートさせたが、左内転筋を痛めて2軍でリハビリを続けてきた。

 「けがしてから長かった。できれば早くチームの力になりたい」と1軍デビューに意欲を示した。