2年ぶりの1発が、貴重な追加点となった。

 ロッテ三木亮内野手(25)が4-3の9回、今季1号2ランを放った。1死二塁で、西武武隈の高め、見逃せばボール球かという139キロを強振。左翼ポール近くへ放り込んだ。

 15年10月5日の日本ハム戦以来となる、プロ通算2号。伊東監督は「最後、思わぬね。調子はよかった。打ちそうな雰囲気はあったけど、まさかホームランとは」と驚きを交え、喜んだ。

 初回に先制の3点適時二塁打を放った福浦は、帰りのチームバスへ向かう通路で自分のことよりも「今日は三木亮でしょう」と3回、繰り返した。

 三木は「ナイスホームラン」の声に、「ありがとうございます」と笑顔で応えていた。