日本プロ野球選手会は1日、加入選手を対象とした年俸調査の結果を発表し、支配下登録選手(734人)の今季平均年俸はソフトバンクが7013万円で2年連続1位となった。80年の調査開始以降、平均年俸が7000万円を超えたのは初。DeNAは6年連続の最下位だった。12球団の平均は昨季から114万円増の3826万円で、パの平均は3948万円、セは3704万円になった。

 昨季セを制した広島は、推定年俸6億円だった黒田氏が引退した影響もあり、344万円減の2767万円で11位。1軍平均(今季開幕時出場登録選手)1位はソフトバンクの1億2644万円で、2位は巨人の9010万円になった。年俸1億円以上の選手は昨年から8人増えて72人で、ソフトバンクの13人が最多。500万円未満の選手も18人増え62人となった。調査対象は3月31日の開幕時点の支配下登録選手。選手会に加入していない外国人選手は対象になっていない。