ソフトバンク中田賢一投手(34)が8回2失点の粘投で今季3勝目をあげた。3回に細谷に2点適時打を中前に許し、先制点を献上。打線の援護がなく、終盤まで0-2のビハインドで試合が進んだが、9回にデスパイネの同点2ラン、上林の勝ち越しソロが飛び出し、勝ち星が転がり込んだ。

 「先に点を取られたけど、何とか2点で我慢した。(味方を)信じて投げていた。(9回は)すごい展開でしたね。監督の誕生日だったので、何とか勝ちをもっていきたかった」

 これでZOZOマリンでは14年の移籍後、5戦4勝。相性のいい千葉での不敗神話はこの日も健在だった。