法大が接戦を制し初勝利を収めた。横浜(神奈川)で楽天ドラフト1位の藤平尚真投手(18)と両エースとして活躍した石川達也投手(1年=横浜)が入学後“神宮初登板”した。5回6安打3失点と粘投し勝利投手となった。

 無四球投球に「ストライク先行で投げられて良かった。甘い球を痛打されてしまったのが課題」と次回登板への修正点も口にしていた。

 ケガの影響で、昨夏の甲子園大会後からノースローの調整が続いていた。キャッチボールを再開したのは3月に入ってから。「少し出遅れてしまったが、秋はリーグ戦で登板して勝利に貢献したい」と語った。この日のMAXは137キロ。1年生左腕は「140キロ後半の直球を投げられるようになって、ドラフト1位指名でプロ入りしたい」と抱負を述べた。