中日鈴木翔太投手(21)が、プロ4年目でうれしいプロ初勝利を挙げた。

 6回はロペスに2ランを浴びたものの6回途中2失点の好投だった。

 ヒーローインタビューに臨んだ右腕は「(初勝利の)実感はないです。4年目での初勝利なのでうれしいです。真っすぐでどんどん押していってフォークが良かったのでしっかり打者を打ち取ることができて良かった」。

 お尻のポケットにはウイニングボールをしのばせ、インタビュアーからウイニングボールをせがまれると大事そうに取り出して見せた。

 「4年目で本当に今まで苦しかった。時間がかかりましたけど1軍で勝てるということはうれしいこと。1つでも多く勝てるように頑張りたい」と声をはずませていた。

 静岡県浜松市出身。聖隷クリストファー高から13年ドラフト1位で中日入りし、これがプロ3度目の先発、10度目の登板だった。