阪神が3試合連続完封中だった巨人菅野に初黒星をつけた。金本知憲監督の一問一答は以下の通り。

 -初戦を制した今の心境は

 金本監督 一番は秋山がよく菅野相手に投げ勝ってくれた。

 -投げ勝ってほしいと言っていた

 金本監督 秋山の気持ちが前面に出ていた。野手も勝たせようという思いがあったし、秋山も期待に応えてくれた。

 -満塁のピンチもあった

 金本監督 石川がいい当たりをしていた。勝負を避けて、小林勝負で。あそこは秋山のコントロールを信頼して、押し出しはない。きっちり抑えてくれてよかった。

 -秋山はルーキー以来の巨人戦勝利

 金本監督 今日の勝ちは秋山にもチームにとっても、大きい勝利だ。

 -菅野から初回に先制

 金本監督 糸井のタイムリー、鳥谷、4番孝介のホームラン。打つべき人が打って、あの3人が打点を挙げた試合は絶対に負けられないと思って見ていた。

 -6連勝で20勝

 金本監督 数字よりも、自分たちの野球をどうやっていくかの方が先。貯金を増やせるようにがんばっていきます。

 -初回に原口がつなぎの一打。5番起用の意図は

 金本監督 相手が菅野というのが一番大きい。豪快な中谷や慣れないキャンベルが立つより、しぶとくチャンスでボテボテの三遊間やライト前にグシャッとか、タイムリーを打てるのが原口。1本出たのでね。菅野から右バッターが1本打つのはしんどいと思うし。

 -4回以降、点が取れなかっただけに

 金本監督 理想としてはもう1点、中押しやダメ押しもほしかったが、3連続完封中のピッチャーから、そんな都合よく取れない。投げ勝ったとも言えるし、打ち崩したとも言える。