今季ここまで1試合2安打が最高だったヤクルト山田が、第1打席から4安打の固め打ちで、打率を2割4分6厘とした。

 「直球を待ちながら変化球を打つ。カットボール、フォークも打てて理想の形」。仕掛けも早く、第3打席は初球を左前適時打した。「打撃は波。焦らずに、やるべきことをやっていきます」。すっかり恒例になった早出のティー打撃を淡々とこなし、調子を上げてきた。3回には今季6個目の盗塁も決めた。