ヤクルト荒木貴裕内野手(29)が同点の9回2死満塁で人生初のサヨナラ満塁弾を放ち、連敗を2で止めた。

 カウント0-2からの3球目、中日大野の142キロ、内角低めの直球をとらえた。打球は大きな放物線を描き、左翼スタンドへ一直線。人生初のサヨナラ打は満塁本塁打というオマケつきとなった。

 「サヨナラが初めて。チャンスは何回かあったが、やってみたいと思っていた。体が震える。わき上がる喜びがあります」と喜びを爆発させた。