阪神桑原謙太朗投手(31)が今季初黒星を喫した。0-0の8回に2番手としてマウンドへ。先頭の巨人相川を外角の真っすぐで詰まらせるも一、二塁間を抜け、先頭が出塁。犠打で二塁に進められ、代打亀井に先制打を許した。雨脚が強まる中での登板ではあったが「それも言い訳になる。先頭を取れなかったことがいけない」と淡々と話した。

 今季は勝利の方程式の一角として、この日も含め20試合に登板。幾度となく、ピンチを救ってきたが17試合ぶりに失点。今年初めての敗戦投手になった。