独立L兵庫の井川慶投手(38)が、関西BFL選抜の一員として楽天との育成試合に先発し、最速142キロの速球と変化球を織り交ぜる熟練の投球で5回1失点に抑えた。

 2-0の5回に1点差とされ、なおも1死一、二塁のピンチで、オコエを内角速球で三振に打ち取るなど、3打数無安打に封じ「何打席か対戦しているので、どういう打者か分かっている。思い描く投球ができた」と、オコエ斬りにうなずいた。

 存在感を発揮したベテラン左腕は「今は1年間、しっかり戦うことが目標。その後のことは、シーズンが終わってから考えます」と話した。