ロッテ涌井秀章投手(31)が海外FA(フリーエージェント)権を行使する意思を固めたことが10日、分かった。

 13年オフに国内FA権を行使し、西武から移籍。今年9月4日に出場選手登録日数が通算4年に達し、海外移籍も可能なFA権を再取得した。

 今後は米球界移籍を第一に目指すが、国内他球団、さらにはロッテへの「宣言残留」も選択肢として残している。

 ◆涌井秀章(わくい・ひであき)1986年(昭61)6月21日生まれ、千葉・松戸市出身。横浜から04年ドラフト1巡目で西武入団。13年オフにFAでロッテへ移籍。最多勝利3度(07、09、15年)沢村賞(09年)ゴールデングラブ賞4度(09、10、15、16年)。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。16年にモデルの押切もえと結婚。今季年俸2億5000万円(推定)。185センチ、85キロ。右投げ右打ち。