巨人の高橋由伸監督が13日、東京・大手町の読売新聞東京本社を訪れ、老川祥一オーナー、読売新聞の渡辺恒雄主筆らに4位に終わったシーズンの報告を行った。

 約1時間の会談で若手の育成やドラフト会議、戦力補強などについて意見を交わした。高橋監督は「若い選手を育てることがチームとして一番大きな課題。ただ、やっぱり勝負の世界。勝たないといけない」と、3年契約最終年となる来季への意気込みを語った。

 今季は球団ワーストの13連敗を喫するなど苦しみ、11年ぶりのBクラスでクライマックスシリーズ(CS)進出を初めて逃した。老川オーナーは「問題点を分析しながら、優勝を目指して頑張っていきましょうということ」と語った。