3位楽天が、2年ぶりにリーグ制覇したソフトバンクを初戦で下し、リーグ優勝チームに与えられる1勝のアドバンテージを含め1勝1敗となった。

 先発塩見貴洋投手が6回4安打1失点で勝利投手となった。ヒーローインタビューでは「すげえ緊張していました。どうなるかなと思ったけど、1アウト取って楽になったし、茂木の本塁打で楽になった。早い回で点を取ってくれて勢いに乗れたと思う。真っすぐも走っていたし、コントロールも良かった。カーブも緩急つけたりとか良かった。(今季)出遅れて悔しい思いをしたけど何とかチームに貢献できるように練習してきた。初戦取れてうれしい。この勢いで日本シリーズに出たい」とナインの気持ちを代弁した。

 2007年から過去10年、パのファイナルステージでは初戦に勝ったチームが日本シリーズに進出しており、下克上を狙う楽天にとって初戦白星は、幸先よいスタートとなった。