日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が19日、都内の病院でレントゲン、MRI撮影による検査を受け、「右手母指基節骨骨挫傷」と診断された。18日に右手親指の外側に張りを訴え、この日の新人合同自主トレは途中でメニューを切り上げていた。今後は約1週間、打撃練習などは取りやめ、26日に再検査を受ける。

 この日は2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で合同自主トレ第3クール最終日に参加。グラウンドで体幹トレーニングなどを終え、視察に訪れた栗山英樹監督(56)と話した後にベンチ裏へ引き揚げ、予定されていたキャッチボールと打撃練習を回避。午後には谷ヘッドトレーナーとともにタクシーに乗り込み、寮から都内の病院へ向かった。帰寮時には多くのカメラのフラッシュを浴び、苦笑いで寮内へ戻った。

 病院へ向かう前には患部の状態について「大したことはないです」と話した。