ロッテ井口資仁監督(43)がドラ1に試練の「9番勝負」を与えた。19日、1軍が石垣島キャンプを打ち上げ。ドラフト1位の安田尚憲内野手(18=履正社)は「充実したキャンプでした。まず1軍に入ることが今の目標」と開幕1軍に照準を定めた。紅白戦、台湾ラミゴ戦と4番に座り、17打数4安打。存在感は示しているが、指揮官は1軍に残る条件として「あとはどう結果を出すか。みんなより打つしかないんじゃないですか」と数字を求める。

 アピールの舞台は21日から3月4日までの9試合。同6日には石垣島で残留調整するベテランも合流予定で、若手の出場機会は減る。安田は「びびらないで、積極的にアピールしていきたい」と力を込めた。