元広島の衣笠祥雄氏が23日に死去していたことが分かった。71歳だった。2215試合の連続出場記録を持ち「鉄人」として親しまれた。

 衣笠祥雄氏の略歴は以下の通り。

 ◆衣笠祥雄(きぬがさ・さちお)氏 1947年(昭22)1月18日、京都府出身。平安(現龍谷大平安)で3年時に捕手として春夏連続甲子園出場。

 65年広島に入団し内野手転向。70~87年にルー・ゲーリッグ(ヤンキース)の持つ連続試合出場の世界記録2130を更新。国民栄誉賞受賞。88年引退まで2215試合連続出場した。76年盗塁王、84年打点王、MVP。通算2677試合、2543安打、504本塁打、1448打点、打率2割7分。96年野球殿堂入り。現役時代は175センチ、73キロ。右投げ右打ち。