中日はショックの残るサヨナラ負けを食らった。

 4-4の9回、福田永将内野手がこの日2本目となる8号ソロ。あとは逃げ切るだけだったが抑えの鈴木博志投手がその裏に追いつかれ、最後は川端にサヨナラ2ランを浴びた。

 森繁和監督は「又吉、鈴木博とつなぐのがうちの形。それができなかった。それをしてくれないと」とうめいた。先発の小笠原が5回まで好投。3-0で入った6回に突如崩れ、2失点で途中降板した。このピンチは佐藤と岡田の小刻み継投で断ったが、7回は4番手祖父江が2失点した。小笠原は「僕のせいです」と責任を背負い込んだ。

 神宮では6連敗。昨年も同時期の神宮3連戦で計31失点と打たれまくり、3連敗した苦い経験がある。初戦の9失点は昨年と同じ。2戦目に逆転サヨナラを食らったところまで一緒になった。