西武が、11月からオーストラリアのウインターリーグに若手選手数人を派遣することが22日、分かった。

昨年は、森、中塚、高橋光を派遣。異国で自炊生活を続けながら、3A選手もいる環境でもまれた。成長のきっかけをつかんだが、引き続き、武者修行に送り出す。派遣選手は選考中だが、投手、野手とも将来性を重視した人選となりそう。期間は1カ月あまりを予定。チームはCSでソフトバンク戦に敗れ、リーグ優勝しながら日本シリーズ出場を逃した。セレモニーで辻監督が涙を流したほど、悔しさが残った。「この悔しさをもってチーム力を上げていかないといけない」という監督の言葉を実現するためにも、若獅子の底上げを図る。