巨人原監督がゲレーロ再生に乗り出す。17年の本塁打王ながら移籍1年目の今季は15本塁打と低迷。真価の問われる来季に指揮官は「右の長打を打つ人の共通点が自分の中にある。欠点、ちょっと指摘したいところが見つかっているから楽しみ」と復活に自信をのぞかせた。

高めのボール球でファウルを稼がれ、カウント不利となって打ち取られるパターンが目立った。「技術のところでここをこうした方がいいというのがある」。詳細は明かさなかったが、国際部を通じて来春キャンプで課題に取り組む意欲を伝えたという。チームに不足している右の大砲という観点で能力は高く買っている。「体が若いし、躍動感がある。いいヒントになってくれたら。戦力になってもらわないと。30~40本は打てる」。ゲレーロをよみがえらせることができれば、巨人も浮上する。