阪神矢野燿大監督が大補強を警戒しながらも打倒巨人を誓った。

「ジャイアンツ、すごいよね…。どうすんの、また? 丸もどうこうってなったら、すごいことになるな、と。恐怖感は出てきたけど。いまは何とか自分のチームをよくすることしかないけど、やっぱり情報としては気にはなるよね」。

今季は8勝16敗1分け。

「やる方は嫌だよ、やっぱりね。そんな強力打線になって、しかも東京ドームでやれば本塁打が出やすい球場。そういう意味では嫌は嫌やけど、その中でどう戦っていくかというのは見つけていかないといけない」と警戒した。

「自分のところをやることがね。俺が相手のことを思っても操作することなんてできない。自分のチームをいかによくするかというのに集中したいし、相手の戦力どうこうというのは来年になってオープン戦をやってになってくると思う」。

巨人には12年以降、7年連続で負け越し。勝ち越しは07年が最後だ。

「ある意味、強いところを倒すというのは阪神ファンは喜んでくれる。もちろん広島も倒さないといけないけど、巨人を倒すと喜んでもらえる。昔の人たちが作ってくれた、せっかくの伝統の一戦と言われるところを俺らは受け継いだ戦いをしていきたい」。