阪神・淡路大震災は17日、発生から24年となった。関西各地では鎮魂と記憶の継承を願う追悼行事が行われ、平成最後の祈りをささげた。

阪神矢野燿大監督(50)は震災で甚大な被害を受けた神戸市長田区で行われた「神戸震災復興フリーライブ」に参加し、観衆500人に被災地での優勝パレードを誓った。神戸でのVパレードは星野監督時代の03年が最後。「ファンを喜ばせる」をモットーに掲げており、頂点への思いを強くした。

矢野監督がイベントでファンの質問攻めに遭った。開幕投手を問われると西、ガルシア、メッセンジャーを有力候補とし「その投手が開幕をやる可能性はもちろん高い」と言いながらも若い才木や望月の名前も挙げ「競争で『コイツに任せよう』と思う選手に任せようと思っている。オープン戦が進んできて、決まっていると思う」と言及した。

4番についても「僕も阪神ファンも、生え抜きの選手が4番とエースを望む。大山にも期待しているし、中谷が4番を打つかもしれない」と説明。守護神について「まずはドリスと(藤川)球児で抑えを争ってもらいたい」と続けた。