ロッテ唐川侑己投手(31)が4日、海外FA権を行使しない意向をあらためて表明した。練習でZOZOマリンを訪れ、代表取材に対応した。

球団とは話し合いを続ける中で「松本本部長と話をさせていただいて、たくさん話すことができて、その中で考えたので少し時間がかかったのかな」と経緯を話し「自分のこの先のことだったりを向き合って考えてみると、分岐点というか、すごく考えさせられることではあったかなと思います」と振り返った。

魔球カットボールで、来年も優勝へと腕を振る。「球団にもファンの皆さんにも恩があると思っています。いろいろな方からSNS上でコメントをもらったり、そういう声もぼくに届いていたので、来年もマリーンズでやると自分で決めたからには、自分の活躍で恩返しできればなと思っています」と誓っていた。【金子真仁】