ロッテの瀬戸山隆三球団社長は29日、2008年の赤字額が昨年と同等(約28億円)だったことを明らかにした上で、12年までに赤字を10億円程度まで削減したい意向を示した。

 瀬戸山社長は09年も大幅な削減は困難との見通しを示したが、バレンタイン監督の体制維持に要していた巨額の資金が必要なくなる10年は「間違いなく(赤字は)減る」。同社長の計画によると、10年に20億円程度に減らし、さらに1年ごとマイナス5億円で、12年には10億円に到達できるという。

 [2008年12月29日17時15分]ソーシャルブックマーク