ポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグ移籍を目指していた西武の三井浩二投手が19日、今季のメジャー挑戦を断念する意向を球団側に伝え、西武残留が正式に決まった。

 今オフの2度の入札とも応札がなかった三井は「2度目の入札が駄目だったら西武に、という気持ちだった。切り替えて頑張りたい」と、さばさばとした表情で話した。一方で「体をつくり直して、また見てもらえれば」と、再挑戦への意欲も見せた。

 前田康介球団本部長は「(応札なしは)残念だったけど、また連覇を目指して頑張ろうとなった」と説明した。20日に契約更改交渉を持つ予定。

 [2009年1月19日17時36分]ソーシャルブックマーク