巨人の育成選手、籾山幸徳内野手(23)が、イースタン・リーグ開幕戦で好アピールを決めた。20日の西武戦(ジャイアンツ)に7番左翼でフル出場。2回に先制の2点適時打、5回は左翼へ2ラン、7回には中前打と猛打賞、4打点をマークした。昨年の育成ドラフト1巡目。ファームで練習を重ね、直球に負けないスイングを手に入れつつある。

 巨人の支配下選手枠は、20日現在で4枠空きがある。岡崎郁2軍監督(47)は「キャンプから使おう、と思っていた。1軍から選手が来ようと、結果を出した者は使い続ける」。昇格へ奮起を期待した。

 [2009年3月20日19時26分]ソーシャルブックマーク